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2024/10/23

Marketing Research

眼科領域の薬剤プロモーションに関する、眼科医師500名の調査結果
~眼科領域のプロモーションでは、リアル(対面)でのプロモーション効果が高い~



医薬品分野のマーケティングリサーチを行う株式会社エム・シー・アイ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:千田壮修 URLhttps://www.medical-ci.co.jp/)は、眼科領域の薬剤プロモーションに関する調査を実施しました。
眼科医師を対象とした調査では、規模の大きい500名の有効回答で分析をしています。

調査結果からは、眼科領域のプロモーションでは、リアル(対面)でのプロモーション効果が医師全体の傾向より高いことが明らかになりました。
オンラインでのプロモーションのなかでは「講演会のインターネット視聴(WEB講演会)」の効果が高く、今後増やしたい情報入手先としては「MRの説明(対面での面談)」に次ぐ2位でした。

 

<調査結果>

眼科医師が情報入手した薬剤で最も多いのは、HP「アイリーア8mg」、GP「アレジオン眼瞼クリーム」
情報入手した薬剤TOP3では、処方にプラスの変化があったと4割以上が回答

・過去3カ月で、情報提供又は情報収集ありの割合が最も高かったのは「アレジオン眼瞼クリーム」、続いて「アイリーア8mg」、「バビースモ」。
・眼科HPでは「アイリーア8mg」、眼科GPでは「アレジオン眼瞼クリーム」の割合が最も高かった。
・「処方にプラスの変化があった」割合は、「アレジオン眼瞼クリーム」で約6割、「アイリーア8mg」「バビースモ」で約4割。

■最近3カ月間で、情報提供を受けた又は情報収集をした眼科領域の治療薬(眼科全体でのTOP3のみ抜粋)

 

眼科全体
(n=500)

眼科HP
(n=280)

眼科GP
(n=220)

アレジオン眼瞼クリーム

77%

73%

82%

アイリーア8mg

72%

82%

60%

バビースモ

54%

65%

41%

※眼科HP20床以上施設医師、眼科GP19床以下施設医師

■情報提供/情報収集後、処方にプラスになった割合

 

眼科全体

眼科HP

眼科GP

アレジオン眼瞼クリーム

56%

51%

61%

アイリーア8mg

40%

44%

34%

バビースモ

42%

46%

35%

※各薬剤、情報提供/情報収集ありの医師をベースに集計

眼科医師では、リアル(対面)でのプロモーション効果が医師全体の傾向より高い

・処方にプラスの変化があったと回答した薬剤について、処方変化につながった情報の入手先としては、3薬剤とも「MRからの説明(対面での面談)」が最も多く78割。次に多かったのは「製品説明会」で2割程度。
・「アイリーア8mg」「バビースモ」では「講演会への現地参加」「講演会のインターネット視聴」も多かった(1215%)。
・眼科医師では、リアル(対面)でのプロモーション効果が医師全体の傾向(*1)より高い。

■処方につながった情報の入手先(複数回答)

 

アレジオン眼瞼
クリーム
(n=184)

アイリーア8mg
(n=146)

バビースモ
(n=115)

MRからの説明(対面での面談)

77%

74%

76%

MRからの説明(リモート面談、電話)

3%

9%

7%

MRからの説明(メール)

3%

3%

4%

製品説明会

17%

21%

15%

講演会への現地参加

1%

15%

14%

講演会のインターネット視聴(WEB講演会)

7%

12%

15%

インターネット 製薬企業のサイト

3%

3%

2%

インターネット 医療系ポータルサイト

6%

8%

7%

学会での製薬企業からの情報提供

1%

3%

3%

医療系雑誌での製薬企業からの情報

3%

1%

3%

その他

0%

1%

0%

※各薬剤、処方にプラスになったと回答した医師をベースに集計
※青:最も多い回答 オレンジ:10%以上の回答

(*1)参考データ
全医師・全領域薬剤を対象とした場合、処方行動が変化した薬剤の情報入手先として「MR(面談・電話)」は約5割。
(弊社実施の「医師版マルチメディア白書2024年 秋号」データより)

今後増やしたい情報入手先は、1位「MRからの説明(対面での面談)」、2位「講演会のインターネット視聴」

・今後増やしたい情報入手先として最も多かったのは「MRからの説明(対面での面談)」、続いて「講演会のインターネット視聴」
HPでは「講演会への現地参加」、GPでは「MRからの説明(対面での面談)」の割合が最も高かった。

■製薬企業からの眼科領域の薬剤情報について、今後増やしたい情報入手先(複数回答)

 

眼科全体
(n=500)

眼科HP
(n=280)

眼科GP
(n=220)

MRからの説明(対面での面談)

27%

22%

33%

MRからの説明(リモート面談、電話)

6%

7%

5%

MRからの説明(メール)

10%

9%

11%

製品説明会

23%

26%

20%

講演会への現地参加

23%

26%

19%

講演会のインターネット視聴(WEB講演会)

25%

25%

25%

インターネット 製薬企業のサイト

11%

11%

12%

インターネット 医療系ポータルサイト

18%

17%

19%

学会での製薬企業からの情報提供

19%

20%

16%

医療系雑誌での製薬企業からの情報

16%

16%

16%

その他

3%

3%

3%

増やしたい情報入手先はない

42%

43%

41%

※青:最も多い回答 緑:20%以上の回答

■参考資料:最近3カ月間で、情報提供を受けた又は情報収集をした眼科領域の治療薬(眼科全体でのTOP15

 

眼科全体
(n=500)

眼科HP
(n=280)

眼科GP
(n=220)

1

アレジオン眼瞼クリーム

77%

73%

82%

2

アイリーア8mg

72%

82%

60%

3

バビースモ

54%

65%

41%

4

グラアルファ

49%

49%

50%

5

ジクアス/ジクアスLX

46%

38%

56%

6

アジマイシン

33%

26%

42%

7

ラニビズマブBS

29%

34%

23%

8

グラナテック

29%

30%

28%

9

ベオビュ

29%

34%

22%

10

ミケルナ

28%

22%

36%

11

エイベリス

27%

21%

35%

12

アイラミド

27%

23%

32%

13

アイベータ

23%

20%

28%

14

アレジオン点眼/アレジオンLX点眼

23%

19%

29%

15

アイファガン

22%

20%

24%

 

■調査概要

調査対象者

眼科医師

有効回答数

500サンプル

内訳:HP280サンプル、GP220サンプル
HP20床以上施設医師、GP19床以下施設医師

調査手法

インターネット調査

調査期間

2024年917日~930

主な調査項目

・眼科領域の薬剤情報の入手先、今後増やしたい/減らしたい情報入手先

・最近3カ月間、情報提供/情報収集ありの治療薬
 各薬剤のメッセージ・内容(自由記述回答)
 情報入手先
 処方にプラスの変化があったかどうか
・期待している眼科領域の新薬/開発品
・「網膜疾患」「緑内障・高眼圧症」治療方針や治療薬の選択の際に参考にしている
医師名・所属施設
など

 

本リリースおよび本サービス内容に関するお問い合わせ先

株式会社エム・シー・アイ
担当: HP事業部 斉木 (広報担当)
Tel:080-3130-8523
E-mail: [email protected]

株式会社エム・シー・アイは、変化を続ける医療・ヘルスケア業界において、社会的価値の高い事業を創出し推進することを通じ、人々のQOL向上に貢献していきたいという想いのもと設立されました。 私たちは、「医療現場の情報、ニーズの収集と分析」「医療現場、生活シーンに対しての適切な情報提供」「これからの業界課題を解決する新たな付加価値の創出」を通じ、クライアント企業、医療従事者、患者様、生活者の皆様にとって、価値あるサービスを提供します。